長引くつらい咳を食べ物で対策
風邪がはやる時期になるとゴホゴホと周りで咳をする人が増えてきますね。
電車の中や会社の中学校など、いたる所で咳き込んでいる人が・・・。
体調管理をしっかりしているつもりでも、気付けば自分もゴホゴホと咳をしていることも。
マスクなどで防御しているつもりでも、防ぎ切れない場合も多々あります。
そんなときに試したいのが、食材で咳を対策する方法です。
できれば薬を使わずに咳止めをしたいって人におすすめです。
よくある食材で咳止め効果のある物を勝手にランキングしてみました。
家にある物や使い勝手で選んでみてくださいね。
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咳の対策No.1 はちみつ
保存期間も長く、常備している家庭も多いのと、何より手軽なので、No.1です。
小さいお子さんには要注意なので、下の説明を読んでくださいね。
はちみつに含まれている「グルコースオキシダーゼ」という酵素が活性酸素を作る時に強力な殺菌効果を発揮します。
咳が出るのは、のどに何らかの異物がくっついていて、それを取り除こうとしているので、その働きを助けます。
はちみつで保湿と殺菌
それと同時にはちみつの保湿効果は高いです。
化粧水などにも保湿のために配合されていますよね。
咳が出る時はのどの保湿も大事ですから、はちみつでのどを潤して咳の対策をするのです。
咳対策としてはちみつを使う時は大さじいっぱい程度のはちみつをそのままなめるだけ。
甘すぎてちょっと・・・と言う方はぬるま湯に溶かしてうがいをするのもおすすめ。
また、おばあちゃんの知恵袋で有名なはちみつ大根やはちみつ玉ねぎは、小さく切った大根(または玉ねぎ)をはちみつにつけておくとシロップができあがります。
大さじ一杯程度をなめてください。
※はちみつは一歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください。
詳しくは下記の記事を参照してくださいね。
咳の対策No.2大根
冬になるとおいしくなる大根はNo.2に。
風邪で咳が出る時期に安売りしていることが多いので、入手しやすさが◎
また、大根おろしを生で食べるだけというのもお手軽さ。
はちみつに大根をつけてシロップを飲むと言う方法もあり、いくつもレシピがあるのもおすすめポイントの一つです。
大根に含まれる辛み成分の「イソチオシアネート」。
すり下ろしたり、切ったりした時に大根の細胞が壊れてできてくる酵素です。
のどの炎症を抑えてくれる効果が期待できます。
大根おろしに含まれる栄養で風邪をやっつけよう
また、大根おろしは医者いらずと言われるほどたくさんの栄養が含まれています。
・炭水化物を分解するアミラーゼ
・脂肪を分解するリパーゼ
・タンパク質を分解するプロテアーゼ
風邪で咳が出てしまっている時は、胃腸の働きが弱ってしまっている場合も多いですから、こういった酵素の助けを借りるのもおすすめ。
ただ、これらは酵素なので、熱を加えると失活(働きがなくなる)します。
生のままで食べる様にレシピを考えてみてください。
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咳の対策No.3れんこん
れんこんも冬が旬の野菜です。入手のしやすさからNo.3としました。
れんこんの方が大根より家庭の冷蔵庫にストックされていなさそうです。
煮物などにおいしいれんこん。
割と安く手に入れることができるので、食卓に出やすい食材ですね。
食物繊維がたっぷり含まれていて、便秘解消効果もあるれんこん。
お料理のかさ増しにも使えて節約に一役かってくれます。
そんなれんこんですが、風邪の時の咳止めを助けてくれる働きもあるんです。
タンニンがのどに起きた炎症・腫れを抑える働きをしてくれて不快感を軽減することができます。
咳対策のれんこん湯の作り方
れんこんのしぼり汁
しょうが
はちみつ(おこのみで)
熱湯
「れんこん」や「しょうが」で体を温めて咳がよくなる様に、しっかり休息をとりましょう。
小さいお子さんがいるとしょっちゅう風邪をもらってきてしまいますよね。
そんなときはれんこんのしぼり汁を冷凍保存しておけば、いつでもれんこん湯が作れます。
できるだけ薬に頼らずに治したいのであれば、風邪のはやる冬の時期だけでも常備しておくといいかもしれません。
れんこんのしぼりかすは、捨てずにとっておきましょう。
つくねなどに混ぜれば、かさ増しができて節約につながります。
咳の対策No.4黒豆
ストックしている家庭が少なそうだし、煮出すのに時間がかかるので、No.4にしました。
一度多めにつくってストックしておくのもありですね。
黒豆にはアントシアニンが含まれていて、体にいいと言われていますね。
おせちにも入っているあの黒豆です。
アントシアニンが疲れ目を軽減すると言うことで一時期黒豆茶を飲んでいました。
あんまり色がつかないので、効果あるのかな?って半信半疑でしたが、味はおいしかったです。
黒豆の煮汁の作り方
そんな黒豆で咳止めの効果を期待できます。
ただし、使えるのは、黒豆の煮汁です。
黒豆をよく洗ってたっぷりの水を加えて火にかけます。
1時間弱にて、煮汁が半分くらいなったらできあがり。
後は一日数回に分けて飲むだけ。
煮出した黒豆は捨てずにとっておいて、できることなら煮豆にしていただきましょう。
水につけずに煮出した場合は硬くておいしくゆであがらないかもしれませんので、そんなときはケーキなどに混ぜたりするのもおすすめです。
咳の対策No.5パイナップル
勝手に咳対策食材のランキングをしましたが、パイナップルはNo.5です。
生のパイナップルが出てくる時期と風邪で咳き込む季節がずれているので、入手しにくいかもしれないと思ったからです。
ただ、お子様とかにはパイナップルジュースを作って飲ませるだけなので、入手さえできれば喜んで飲んでくれる可能性大です。
パイナップルには「プロメライン」という酵素が含まれていて、痰を切れやすくし、咳止めに役立つと言われています。
ただ一つ注意点。
「プロメライン」は60℃以上に加熱されると活性を失ってしまうため、咳止めの効果を期待できません。
生のパイナップルを使う様にしましょう。
缶詰のパイナップルやジュースに加工されている物は加熱処理されている物が多いので、咳止めには役立ちません。
カットフルーツか、生のパイナップルを使う様にしてくださいね。
お店で入手できそうもない時はネットで注文すればいいですね。
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まとめ
風邪の初期症状の一つの咳。
冬場は空気が乾燥していることもあり、咳が出てのどの調子が悪くなることが多いですね。
周りの人が咳をし出したら、体調管理を万全にして風邪をもらわない様にして行きたい物です。
今回は咳を止めるのに役立つと言われている食材5つをご紹介しました。
・れんこん
・大根
・はちみつ
・黒豆
・パイナップル
これだけあれば、どれかしら自宅にあるのではないでしょうか。
つらい咳を早くなんとかしたい時の助けとして、食材の力を利用して行きたいですね。
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