蚊にはご注意
蚊の季節になると蚊が媒介
する病気について心配になりますね。
ちょっと前には代々木公園で
デング熱のウイルスを持った
蚊が出たという事で、問題になりました。
ヒトスジシマカが媒介する病気
デング熱はヒトスジシマカが
媒介しますが、同じ蚊が媒介する
病気でジカ熱という病気があります。
症状はとっても似ているのですが、
妊婦さんは特に気をつけなければ
いけない物です。
蚊が媒介するジカ熱とデング熱の
違いについてご紹介します。
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デング熱
流行している地域
デング熱の流行している
地域は主に東アジアです。
マレーシアやシンガポールなど
でも流行しています。
デング熱のウイルスは
ヒトスジシマカによって媒介されます。
感染した人を刺したヒトスジシマカが
別の人の血を吸う時にウイルスが
体内に入ってしまいます。
感染後の症状
感染後7日くらいまでの間に
高熱が出て目の奥に痛みを
感じるのが症状の特徴です。
一週間程度で自然治癒
発熱から一週間程度で
回復する事が多いです。
デング熱の特効薬はないですが、
自然に回復する事が多く、死者は少ないです。
ただ、免疫力のない小さい
子どもやお年寄りは注意が必要です。
デング熱にかかってしまったら、
安静にして水分補給をしっかりと
して栄養を取って回復を待ちます。
家族内感染を避ける
一つ注意したいのは、デング熱に
かかった人の血を吸った蚊が別の人を
刺したらウイルスが運ばれてしまうので、
家族にデング熱にかかった人がいたら、
家の中でも蚊の対策は厳重に行う必要があります。
終生免疫にはならない
そして、デング熱については
一度かかったからと言って終生免疫が
できる訳ではないので、一生のうちに
何度もかかる可能性があります。
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ジカ熱
流行している地域
流行している地域は
南米を中心とした地域です。
ブラジルで特に流行しているようですね。
こちらもデング熱同様、
ヒトスジシマカが媒介する病気です。
感染後の症状
症状はさほどおもくなく、
デング熱と良く似ています。
発熱や発疹が主な症状で、
デング熱より軽いといわれています。
ジカ熱は目の奥の痛みは
出ないようですね。
症状は軽いが要注意
ジカ熱の方が熱などの症状は軽いのですが
デング熱より感染に注意して行きたいです。
妊娠中は胎児に影響が
なぜなら、妊婦さんがジカ熱に
感染すると胎児が小頭症になる
リスクが高まると言われているためです。
このように書くと男性は安心する
かもしれませんが、奥様に移して
しまう事も考えられますので、
十分に注意してくださいね。
ウイルスが神経細胞に影響
ジカ熱の免疫が作られる時に
神経細胞にウイルスが影響を与えるためで、
特に胎児に影響が出やすいようです。
(詳しいメカニズムはまだわかっていないようです。)
ギランバレー症候群を発症する事も
そして、大人であっても神経細胞に
ジカ熱のウイルスが影響を与える場合があり
、ギランバレー症候群という病気に
発展する可能性もあります
ギランバレー症候群の症状
ギランバレー症候群は簡単に言うと
手足が自由に動かせなくなる症状が
出る病気で回復までにかなりの時間を要します。
回復まで時間がかかる
早い人で一月程度、長い人だと
半年~一年もかかる場合があるそうです。
蚊に刺されただけでこれだけの
期間の闘病なんてつらいですよね。
食中毒からかかる事も
ギランバレー症候群は食中毒からも
なる事があると言われています。
詳しくは下記の記事にまとめて
いますので、よろしければ
合わせて見てくださいね。
ヒトスジシマカは病気を媒介する事も
どちらの病気も日本にいる
ヒトスジシマカが媒介する
というのが恐ろしい所です。
飛行機や貨物などと紛れて一緒に
日本に入って来たり、海外旅行先で
ウイルスをもらって来てしまった人が
いたりしたら、流行する危険があります。
特に日本人はジカ熱やデング熱について
免疫がないので、流行したら感染者が
いっぱい出てしまうかもしれません。
自衛策としては蚊に刺されない事しか
ありませんので、しっかり虫よけを
して対策をして行きたい物ですね。
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蚊はこっそりとやって来て
気づかぬうちに血を吸っていくので
やっかいですね。
しかも刺された後しばらくは
かゆみとの格闘になります。
かきむしってしまっては
跡が残りますので、できるだけ
かき壊さない様にしたい物です。
蚊の特集をつくってみましたので、
みてみてくださいね。