二種類の梅干し
梅干しには紫蘇を入れた赤い物と
紫蘇を入れないちょっと
茶色い梅干しがあります。
紫蘇を入れない梅干しの
ことを白梅干しと言い、
これも一つの作り方です。
赤紫蘇で梅干しに色づけ
お好みでどちらでも大丈夫ですが、
紫蘇を入れた方が赤く鮮やかな
色合いの梅干しに仕上がります。
(売っている物だと食紅で
赤く色を付けている物もあります。)
紫蘇を入れない梅干しの作り方は
下記の記事で紹介していますので、
よろしければ参考にしてみてくださいね。
今回は紫蘇を入れる梅干しの
作り方についてご紹介します。
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紫蘇を梅干しに入れる意味
まずは梅干しに紫蘇を入れるのは
どうしてか、から見て行きます。
梅干しに使う紫蘇は通常の
緑の紫蘇ではなく、赤紫蘇を使います。
赤紫蘇の役割
主に梅干しを赤く着色するためと
風味付けのために入れられます。
紫蘇には抗菌効果・防腐効果が
期待できますので、そのような
目的で入れる場合もあります。
減塩でなければ梅干しは保存食
ただ、梅干し自体が保存食で
梅酢がしっかり上がっていれば、
あんまりこの辺のことは
気にしなくてもOKです。
常温保存可能な梅干し
塩分濃度が低い場合は冷蔵庫での
保存になりますが、塩分のしっかりある
梅干しは常温保存でも何年も
保存できるケースもあります。
(保存環境によって異なります。)
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赤紫蘇の入手方法
赤紫蘇は6月終わりから7月初旬になると
スーパーの店頭に並び始めます。
青紫蘇は一年中ありますが、赤紫蘇は
この時期に買い逃すと次の年まででて
来ませんので見つけたらとっとと
買って確保しておきましょう(笑)
赤紫蘇は新鮮な物を使いたいので、
買ったらすぐに下処理をして
梅干しに投入しておきましょう。
赤紫蘇の量
赤紫蘇はきちんと量を計量する
必要はありませんが、ざっくりと
梅の重量の20%程度の重量が必要となります。
葉っぱのみを使う
茎の部分は使いませんので、
葉っぱの部分だけで上記の
重量を確保します。
ちなみにスーパーで売っている
赤紫蘇の一束分で100g前後の
葉っぱが取れるそうなので、
漬けた梅の重量によって
何束必要か計算してみてください。
赤紫蘇の下処理
赤紫蘇を買ったら、
茎と葉っぱをわけます。
茎の部分は使いませんので、
葉っぱのみですよ。
葉っぱのみ取り出せたら
しっかりと水洗いします。
紫蘇はあおむしの大好物
紫蘇はあおむしとかが
大好きなので、葉っぱに
くっついていたりします。
この後塩もみをしますので、
そのときにあおむしがでて来たら、
ちょっと嫌なので、流水で
しっかりと洗っておいてください。
水分をしっかり切る
赤紫蘇を洗ったら水分を
十分に切っておきます。
塩もみしてあく抜き
粗塩を準備して、赤紫蘇に
振りかけてよく揉んで
赤紫蘇のあく抜きをします。
塩が足りないと水分が
出てきませんので、
出が悪い時は再度足して揉みます。
よく揉んで手でぎゅーっと
絞ると黒っぽいアクが出てきます。
でて来たアクはすべて捨てて、
再度赤紫蘇に塩を加えて揉みます。
あく抜きは二回程度
もう一度絞るとまたアクが
でて来ますので、しっかり絞ります。
二回くらい繰り返すとアクが
出きって赤いキレイな
液が出てくる様になります。
こうなったらしっかり水分を
絞った上で梅干しに入れてつけ込みます。
7~10日ほどつけ込む
7~10ほど赤紫蘇と一緒に梅干しを
漬けておいて、お天気のいい日に
天日干ししたら梅干しの完成です。
赤紫蘇はまた別の利用法が
ありますので、捨てずに
取っておいてくださいね。
赤紫蘇はあってもなくても
おいしい梅干しを作る事が
できます。
赤は食欲増進の色
ただ、やっぱり赤くて
きれいな梅干しが白いご飯の上に
あると食欲をそそりますね。
赤は食欲を増進させる色として
有名ですから、昔の人はそこも
意識して赤い梅干しを
作っていたんでしょうか。
昔の人の知恵は本当にすごいですよね。
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梅干し、梅ジュース、梅エキス等々、
梅はいろんなパワーを秘めていますね。
夏場は熱中症になりやすかったり、
食べ物が腐りやすいので食中毒が
心配だったりしますので、
梅のパワーをしっかり活かして
元気に過ごして行きたいですね。
梅の効能をしっかり活かす活用法を
まとめました。
梅のパワーで一年を健康に過ごして生きましょう。
”http://www.funnews.pink/archives/4482.html”