渋柿の渋抜きの方法 農家直伝の技で甘柿と同じくする食べ方

柿食べ物
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柿

渋柿をおいしく食べたい

柿は秋の味覚のうちの一つですね。

管理人も柿が大好きです。
特に熟してちょっと柔らかくなった柿が好きです。

渋柿は、そのままだとおいしく食べられないため
普通の柿よりも安く買うことができるのですが、
食べ方を知らないと干し柿にするくらいしか
思いつかないですよね。

実は農家の方も使っている方法で
渋柿の渋抜きをする方法があります。

とっても簡単な方法なので、
もし渋柿を見かけたら、試してみてくださいね。

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渋柿と甘柿の違いは何?

渋柿の渋の原因は、タンニンという物質。

実は甘柿にも渋柿にもタンニンは含まれています。
そして、渋柿のタンニンは水に溶けるが、
甘柿のタンニンは水に溶けない、という性質があります。

甘柿にも渋柿と同じように
渋を感じる物質が入っているなんて
ちょっと意外ですよね。

渋柿を美味しく食べるためには、
このタンニンを水に溶けないように
変えることが重要です。

渋柿のタンニンは、単独で存在しているので
水に溶けてしまい
口に入れたときに渋みを感じます。

一方、甘柿のタンニンは、
単独で存在していませんので水に溶けず
口に入れたときに渋みを感じません。

ですので、渋柿の渋を抜くためには、
タンニンを何かとくっつけて水に溶けない形に
してあげればいい、ということになります。

渋抜きの方法-アルコール-

渋抜きの方法として一番よく用いられているのが、
アルコールを使った方法です。

渋柿のヘタの部分に
アルコール濃度の高いアルコール
(ブランデーや焼酎など)を塗って
放置しておくだけ。

柿を出荷するときに甘柿であっても
農家の人が念のためヘタのところに
アルコールをつけてから出荷することも
あるそうです。

渋抜きの方法-追熟-

簡単な方法としては
リンゴと一緒の袋に入れておくこと。

渋柿をリンゴと一緒に入れておくことで、
追熟して渋が抜けていくのです。

食べられるようになるまで、
だいたい1週間くらいかかります。

この方法は追熟させるので、
柿が柔らかくなってしまいます。

食べる分だけリンゴと一緒に
入れておかないと、食べきれなく
なってしまいますので注意してくださいね。

渋抜きの方法-お湯を使う-

渋柿を早く食べたい!!というときには、
ビニール入れた渋柿を40℃くらいのお湯に
一晩つけておくのがいいです。

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お湯につけるため、柿の保存性が著しく
低下しますので、本当に食べる分だけやった方がいいです。

また、柿が水っぽくなってしまったり
することもあるので、少しの量で試してみて
うまく行くようだったらさらにやってみる、
というのがいいかもしれませんね。

渋抜きの方法-ドライアイス-

ドライアイスが入手できるのであれば、
容器に渋柿とドライアイスを入れて密封します。

後は一週間放置するだけ。

ドライアイスを入手すること自体
難しいかもしれませんので、
入手できた時には試してみてくださいね。

昔からの渋柿の利用法の王道、干し柿

最後に渋柿を美味しく食べるための
昔からある方法として
干し柿がありますね。

こうしておいたら、渋は抜けるし
保存性も高まりますので、
沢山収穫し過ぎて食べきれない時に
は干し柿にするのがいいかもしれませんね。

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