保存方法と調理方法によってはじゃがいもに発がん性物質 リスクを減らすには?

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じゃがいも

じゃがいもに発がん性?

じゃがいもに発がん性があると
ちょっと前にニュースで
話題になりましたね。

ポテトチップスやフライドポテトに
発がん性物質が多いんだという話でした。

ポテトチップスやフライドポテトは
食べないから大丈夫、と思っている方も
多いと思いますが、じゃがいもの保存方法や
調理法によっては発がん性物質を
生成してしまう事だってあります。

じゃがいもの保存と
発がん性物質について、
リスクを減らすには
どうしたら良いかについて
ご紹介します。

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安くておいしいじゃがいも

じゃがいもはほくほくした感じが
おいしいですし、割といつでも
安く入手できるので、食卓によく出る
食材のうちの一つです。

そんなじゃがいもに生成される
発がん性物質があるなんて、
驚きですよね。

じゃがいもを調理する時に
下記の条件に当てはまると、
発がん性物質が生成されやすいと
言われています。

高温(120度以上)で調理をした場合。
じゃがいもに含まれる糖とアスパラギンが反応してしまう場合。

アスパラギンとは

アスパラギンというのは、
アミノ酸の一種ですべての
じゃがいもに含まれています。

品種によって含有量が異なりますが、
栽培方法や土などによって同じ品種でも
増えたり減ったりする事があるので、
なんとも言えない部分があります。

発がん性物質の生成の過程

アスパラギンと糖が熱で高温で
反応するとアクリルアミドという
発がん性物質が生成されると言われています。

アスパラギン≠アスパラギン酸

アスパラギンがそのまま
体に入る分には、アンモニアと
くっついてアスパラギン酸となり
アミノ酸の一種に変化します。

こうなると疲労回復とかの役に
もたってくれるいい成分となるので、
難しい所です。

水にさらして糖を流す

アクリルアミドを生成しにくく
するためには、じゃがいもの皮を
むいた後に少しの間だけ水に
さらしておくといいです。

糖を水で洗い流す事によって
アスパラギンと反応する分を
減らす事ができます。

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保存方法で増えるじゃがいもの糖

じゃがいもの糖は保管の方法に
よっても増えてしまいます。

通常、じゃがいもは常温の冷暗所で
保管する事が多いですが、冷蔵庫で
保管する方もいらっしゃるそうですね。

8度以下で糖が増える

冷蔵庫などの8度以下の状態に
じゃがいもを保管すると、
デンプンが糖に変わってしまい、
高温で調理した際にアクリルアミドの
量が増えてしまいます。

野菜室での保存もNG

冷蔵庫の野菜室で保管する場合でも、
5度から10度くらいの温度設定になって
いる事が多いですから、デンプンが
糖に変わる危険性大ですね。

日光に当てなければ常温でOK

じゃがいもは日光に当たらない様に
気をつければ常温で保存できる
野菜ですから、冷蔵庫に入れるのは
やめておきましょう。

じゃがいもの上手な保管の方法は
こちらの記事に書いていますので、
よろしければ参考にしてみてくださいね。

”http://www.funnews.pink/archives/4156.html”

揚げ物はアクリルアミド増

アクリルアミドの生成は、高温で調理した時に
起こるとされていますので、じゃがいもで
揚げ物をした時に生成してしまいます。

ゆでたり、炒めたりの場合には120度という
高温の状態にはなりにくいケースが多いですから、
アクリルアミドの生成の可能性は揚げ物よりは低いです。

アクリルアミドは、じゃがいもに限らず、
ほうじ茶やコーヒーなどにも含まれていて、
以前より摂取して来た物質です。

そこまで神経質にならなくても
いいかもしれませんが、危険性のある物は
避けておきたいですね。

かといってアスパラギンが含まれて
いるのはじゃがいもだけではありませんので、
気にしすぎていたら何も食べられなくなってしまいます。

ほどほどに気をつけて行く位の
軽い気持ちでもいいかもしれませんね。

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じゃがいもは値段も安定していて
調理法もたくさんあるので、
毎日の食卓に登場する頻度の
高い野菜ですね。

食物繊維も含まれていますし、
カロリーも低めなので
上手に活用して行きたい
食材の一つです。

保存方法によっては
毒を発生する事がありますので、
注意して保存しておきましょう。

じゃがいもの魅力や保存法について
まとめました。

”http://www.funnews.pink/archives/4184.html”
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