おせちの煮物に筑前煮
おせちの煮物といえば、筑前煮ですね。
私も毎年作ります。
いり鶏と筑前煮
ずっと私の家は筑前煮ではなく、
いり鶏を作っていると思っていたのですが、
いり鶏と筑前煮はおんなじ料理だったって
つい最近知りました。
筑前煮は九州以外の呼び方
筑前煮は九州以外での呼び方で、
こっちがメジャーな呼び方なんだそうです。
うちの母は東北の出身なので、
何でいり鶏って呼んでいたのか
不明ですが・・・。
おせちに入れる煮物の代表選手、
筑前煮についてご紹介します。
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筑前煮の日持ち
筑前煮はほかのおせち料理とは
違って砂糖をそんなに
多く使いませんので、
あんまり日持ちがしません。
筑前煮は直前に準備
できれば12/31など、お正月に入る
直前に準備するようにしてください。
そして、保存は必ず
冷蔵庫でしてください。
冬でも家の中は暖かかったり
しますので、食べ物が
悪くなってしまいます。
冷蔵庫で三日くらい
大体3日程度で食べきるようにしましょう。
お正月早々食中毒とか、いやですからね。
火を入れて長持ちさせる
それと、長く日持ちさせるためには
こまめに火を入れることも対策の一つです。
簡単なのは、お鍋ごと冷蔵庫に
入れておいて、火にかけて
ぐつぐつと火にかけてしまう方法です。
毎日とまでは言いませんが、
火をこまめに通すことで
細菌の増殖を止めることが
できるので、おすすめです。
火を入れ直すなら煮汁多めで
火にかけるためには煮汁を
多めに作っておく必要がありますので、
作り始める前に何日保存したいか、
火を通すのは何回かなどを計算して
煮汁を残す量を決めるといいですね。
レンジで火入れしても◎
火にかけるのが面倒な場合は
レンジでチンして加熱したものを
食べる方法もあります。
ずっと冷蔵庫で保管されている分に
ついては火を通していませんので、
全部を火にかけるよりは日持ちしないです。
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筑前煮をおせちに入れる意味
筑前煮自体におめでたい意味がある訳ではなく、
使われる食材一つ一つにおめでたい意味があり、
それらを煮込んで作っておせちに加えている料理です。
家族仲良く
いろんな食材を一つの料理に入れる
ということから、家族仲良く、
という願いも込められています。
筑前煮の栄養と意味
里芋
里芋は子いもがたくさんできて
いくことから子孫繁栄の意味があり、
おめでたい席で使われる食材となっています。
秋のお月見の時にも里芋を
お月様にお供えして
いただいたりしますよね。
ただ、里芋を使う時に
とっても面倒なのが皮むき・・・。
つるつるして滑るし、
手を切りそうになってしまうことも。
里芋の皮むきを簡単に
簡単に里芋の皮をむける方法は
合わせて2パターン。
先に加熱してしまう方法
レンジの場合は火が通るまで
加熱してください。
お湯でゆでる場合は水からゆでて
火が通ったところでゆで汁をこぼしてください。
加熱した里芋を水につけて冷ましてから、
皮を手で剥くと簡単につるんと
剥くことができます。
加熱前に皮を剥く方法
こちらは単純で、里芋を水で
洗わずにそのまま皮を剥くだけです。
水に触れることで里芋特有の粘りが
出てきますので、水を使わずに皮を
むいて後で水で洗えばOKです。
里芋は水で洗って剥いたとしても、
泥とかが里芋にくっついて結局
洗うことになりますので、事前に洗わなくても
大丈夫ですよね。
レンコン
レンコンは穴があいていてのぞくと
先が見えることから、未来を見通せると
いう意味があり縁起がいいとされている食べ物です。
レンコンは切った後に放っておくと、
色がどんどん変色してしまいますので、
切ったらすぐに酢水につけて色が
変色するのを防いでおきましょう。
しいたけ
しいたけは亀の甲羅に見立てられていて、
長寿の食べ物として縁起がいいとされています。
飾り切りで*みたく切れ目を入れますが、
これは亀の甲羅に見立てているんだとか。
ただ、見た目が美しいという
だけではないようです。
にんじん
最後に「ん」がつく食材は
開運の食材とされています。
オレンジが彩りを添えてくれるので、
煮物に欠かせないですね。
また、冬の時期は風邪がはやりますので、
風邪予防にビタミンAが含まれる食べ物を
食べるといいです。
にんじんにはビタミンAに変化する
物質のベータカロテンが豊富に
含まれていますので、冬場は積極的に
食べて行きたい食材のうちの一つです。
（にんじんのオレンジの色は
ベータカロテンの色です。）
後は鶏肉とか、こんにゃくとかも
入れて一緒に煮込みます。
筑前煮のカロリー
筑前煮のカロリーはどの食材をどの程度
入れるかによってカロリーが変わってきます。
カロリーが比較的高い鶏肉を40g、
そのほかの野菜を60gの割合で
作ったと仮定すると、
100ｇあたり120Kcalほどになります。
根菜類が多いこと、こんにゃくが
入っていることが影響して、
ちょっと位食べ過ぎたとしても
ダイエット中の方の味方となる
カロリーになっています。
私はお正月は家でのんびりしたい派なので、
おせちのカロリーがとっても気になります。
また、おせちは甘いものが多いので、
栄養バランスも崩れがちになりますので
筑前煮などの野菜がたっぷり入った
煮しめを食べて栄養バランスを
整えておきたいですね。
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