さっぱりした味付けの酢ごぼう
おせちにはたたきごぼう
(酢ごぼう)もおいしいですね。
味付けが甘めで濃いめのものが
多いですから、さっぱりした
味付けの酢ごぼうはアクセントになっていいですね。
酢ごぼうの作り方や栄養、
意味などについてご紹介します。
スポンサーリンク
[ad#ad]
酢ごぼうの作り方
ごぼうは時間がたつと変色して
黒っぽくなってしまうので、
あく抜きをしっかりしておくことが
キレイな色の酢ごぼうを作るコツとなります。
ごぼうの変色を防ぐ
変色を防ぐためには皮をむいたら
すぐに酢水にさらすのがポイントです。
酢ごぼうの材料
ごぼう 1.5本
酢 大さじ3
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
醤油 小さじ1
だし 適量
ごま 適量
煮るときの材料は上記ですが、
あく抜きをする用と、下ゆでする用に
水と酢が必要です。
量は適当でいいのですが、
水と酢は少し多めに用意しておいてくださいね。
ごぼうの皮をむく
まずはごぼうの皮を軽くむきます。
野菜は皮と身の間に栄養がたくさん
詰まっていますので、ごぼうのどろを
しっかり取って、皮は軽くむく程度でOKです。
むしろその方が栄養たっぷりの酢ごぼうが作れます。
皮をむいたらすぐに酢水へ
皮をむいたら、時間がたつとどんどん
変色して黒っぽくなってしまいますので、
酢水にさらしてあく抜きをしておきましょう。
下ゆでをする
酢水にさらす時間はそんなに
長くなくて大丈夫ですので、
あく抜きが終わったら下ゆでします。
水1Lに対してお酢大さじ2の
割合で入れて沸騰させます。
沸騰したところにごぼうを入れて
お好みの固さになるまでゆでていきます。
時々お箸で取り出して指で固さを
チェックするとわかりやすいです。
歯ごたえを残してゆでる
酢ごぼうは歯ごたえがあった方が
おいしいですから、歯ごたえのある
ごぼうを目指して下ゆでしておきましょう。
水気をしっかり切る
ごぼうがゆであがったらざるに
あげてしっかり水気をきります。
そして、今度は調味料をすべて
フライパンに入れて一煮立ちさせてから
ゆでたごぼうを加えて汁気が
なくなるまで火にかけます。
最後にごまをプラス
ごまは最後に加えて香りを出します。
スポンサーリンク
[ad#ad]
酢ごぼうの保存期間
冷蔵庫で保管する場合は4~5日程度は
持ちますから、年末ぎりぎりにつくれば
お正月の間は大丈夫そうです。
保存期間を長くするためには加熱後に
入れる容器をしっかりキレイに洗って
余計な水分がない状態で入れるようにしましょう。
ごぼうは食物繊維が豊富
おせちには煮物はありますが、
どうしても普段より食物繊維が不足しがちな
メニューが続きますので、食物繊維豊富な
ごぼうはお正月の救世主とも言えそうです。
お弁当にもおすすめ
また、おせちだけでなくお弁当に
入れてもいいですし、冷凍保存もできますので、
たくさん作りすぎてしまった場合は
小分けにして冷凍しておいても便利だと思いますよ。
酢ごぼう(たたきごぼう)の意味
酢ごぼうをおせちに入れるの
にはどんな意味があるのかご存じですか。
ごぼうは細くてひょろっとしていますので、
細く・長く幸せに。という意味が
込められているんだそうです。
年末に食べる年越しそばに
もちょっと似ていますね。
それともう一つ。
ごぼうは根っこの部分に当たりますので、
深く根を張ることができますように、
という意味も同時に込められています。
何事も根っことか土台がしっかりしていないと
上にいくら立派なものをのせたとしても
基盤がすぐに揺らいでしまいますからね。
酢ごぼうの栄養
最後に酢ごぼうの栄養についてです。
ごぼうの栄養として特質
すべきものはやっぱり食物繊維です。
便秘ぎみのかたはごぼうを
たくさん食べるといいです。
食物繊維の働き
食物繊維は便通をスムーズに
してくれる働きが期待できます。
ビタミンB群の働き
そして、ビタミンB群を豊富に含んでいます。
おせちは甘い味付けのものが多いですが、
糖質の代謝にはビタミンB群が必要です。
ある意味、ごぼうはお正月に欠かせない
アイテムといっても過言ではありません。
カロリーは低いのに、ミネラルも豊富に
含んでいますので、食生活の乱れがちな
お正月にはあえてたくさん摂っていきたいお料理です。
ごぼうの皮むきで手が黒くなる
ごぼうの皮むきなどをすると、
手の爪が黒っぽくなることがありますので、
私はお風呂に入る前にごぼうの
下ごしらえをするようにしています。
そうすることで普通の手洗いだけ
では落ちないごぼうの色がすっきり
キレイに落ちますよ。
買ってきたらまとめて下処理を
済ませてしまってもいいかもしれませんね。
スポンサーリンク
[ad#ad]