仲秋の名月は満月?
仲秋の名月は満月にお
供えをして眺める行事ですね。
でも、実際の満月の日よりも
多少ずれていることのほうが多いんです。
ぴったり満月の日と
一致することの方が
少ないんだそうです。
仲秋の名月の日はほぼ満月
なので肉眼で見ている場合には
気づかなかったりしますけれど。
どうして仲秋の名月の日が
満月ではないのかについて
ご紹介していきます。
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満月の定義
まず、満月の定義から
見ていきましょう。
満月は太陽→地球→月の順番で
一直線に並んだときのことです。
太陽からの光が欠ける
ことなく月に当たるので、
真ん丸に見える訳です。
仲秋の名月の日にちの決め方
仲秋の名月の日にちの決め方は
どうなっているのかを
見ていきましょう。
十五夜は新月になった日を
基準として15日後を満月
として暦を作っています。
月の満ち欠けは一定のリズムで
繰り返されていますが、
暦の数え方だとどうしても
差異が出てしまうのです。
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理由1
月の軌道が複雑なため、
月の満ち欠けの周期は
平均すると29.5日です。
一周するのですがときによって
長くなったり短くなったり
することがあります。
その差は最大で2日程度あることから、
どうしても仲秋の名月=満月
とならないケースも出てきてしまいます。
月の満ち欠けで二日も差異が出る原因
として、月の軌道は楕円形だからと
いうことがあるそうです。
真ん丸ではないので、
一周するのに短い期間で済んだり、
長くかかってしまったりするのです。
理由2
旧暦の暦で考えたとき、
新月になる瞬間を含んだ日を
一日目として数えます。
たとえば、午前0時に新月の一日目
となる場合でも午後11:59分に
新月になる場合でも同じく
旧暦の一日目としてカウントします。
ですが、実際の日付で考えたときに
約一日の誤差があるので、
満月になる日付もずれてくる
ということもあります。
新月になる時間はいろいろなので、
場合によっては夜中に新月になったり、
朝に新月になったりするのです。
月は一番近い天体ですから、
身近に感じますよね。
そして満月だけではなく、
いろんなかたちを日々
見せてくれるので面白いです。
潮の満引きに影響を及ぼして
いるように、体の大半が水分
出できている人にも大きく影響を
及ぼしていると言われています。
満月の時に出産が増えるとか、
犯罪が増えるとか、ですね。
実際のデータと関連をとってみると
優位性はないというものもあるようですが、
月によって気分が変わるような気もします。
満月の時は明るく照らされるので、
明るい気持ちになる気がしますし
三日月の時には月の見えている
面積が小さい分ちょっと静かな
イメージに感じます。
気のせいと言われてしまえば
それまでの話になってしまいますが
月の月齢と自分の感情や体調などを
リンクさせて記録しておいたら
おもしろいかもしれませんね。
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