食中毒の正しい対処
食中毒は気を付けていても
ある日突然襲ってくることもあります。
もちろん、食中毒にかからないのが一番ですが、
万が一かかってしまったら症状ができるだけ早く
快方に向かうように対処することが大切です。
早く治したいから、と
やっていたことが逆に症状を
悪化させてしまうこともありますので、
食中毒にかかった時にどのように
対処したらいいのかをまとめていきます。
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食中毒の症状
食中毒と風邪とよく似た症状ですので、
対処を間違わないようにしたいですね。
食中毒の正しい対処としては、
薬を飲まないことです。
体内に入ってきた菌を外に出そうと
頑張っているのに、吐き気止めや下痢止めで
止めてしまうと、菌を体の中にとどめてしまうため
さらに体内で増殖してしまい、症状が悪化するためです。
下痢や吐き気の症状を止めるのはNG
薬を使えないのはちょっと大変ですが、
その方が早く良くなるのであれば
少しの期間は我慢してしっかり
休息をとる時間にあてるのが賢明です。
食中毒になったら、とにかく
水分補給をしっかりとすることだけ心がけてください。
脱水症状には特に注意
吐き気、下痢などでどんどん水分が
出て行ってしまいますので、
脱水症状を起こしてしまう危険があります。
脱水症状を起こしてしまうと、
最悪の場合死亡に至ることもありますので、
とにかく水分補給は大切です。
食欲のないときは無理に食べなくて大丈夫
食中毒の場合、長くても3日くらいで
快方に向かうことが多いですから、
吐き気があるときには無理して食べなくて大丈夫です。
治って、食欲が出てきたら消化の
いいものから少しずつ様子を見つつ
食べるようにしたらOKです。
無理して食べると吐き気が増してしまい、
逆につらくなってしまいます。
水分補給だけしていれば食べ物を
食べなくても何とかなるものなので、
ここは割り切っていきましょう。
水分補給で気を付けること
水分補給をするときに
注意しておきたいことがいくつかあります。
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冷たいを飲まない。
水分補給をするときには、
水やスポーツドリンクがおすすめですが、
冷たいものはやめておきましょう。
ただでさえおなかが食中毒で
ダメージを受けているのに、
冷たいものはまた別の刺激を与えてしまいます。
常温の飲み物がベスト
常温のものか、できれば
少し温めたくらいのものがおなかにやさしいです。
水に少量の塩を加えたものを飲む
水がスムーズに体に吸収させるためには
ミネラルが一緒に入っているものの方が
効率がいいです。
100mlの水に対して0.9g程度の塩を
加えるだけで吸収率がアップします。
人の体は水分がたくさんありますが、
体内の塩分濃度に近いものの方が
吸収がいいためです。
あんまり塩が多くても逆効果ですから、
ほんのちょっとだけでいいですよ。
スポーツドリンクは摂りすぎに注意
スポーツドリンクは水分を摂るときに
塩分が含まれているので、吸収が早いですが、
塩分や糖分が多すぎるので長期にわたって
摂取するのは避けた方がいいです。
スポーツドリンクを利用するなら、
味は悪くなりますが、少し薄めたものの方が
早く吸収されるので、おすすめです。
食中毒を出さないために
夏場は食中毒が増えてきますので、
食材に菌を付けない工夫を
していくのが最も大切です。
それと同時に同じものを食べても
食中毒になる人とならない人が
いるのはその人の免疫力に左右されます。
自分の体のケアをしっかりして
免疫力がアップするように
普段の生活を見直していくことも大切です。
夏は寝苦しくて睡眠の質が落ちてしまったりしますが、
涼しい寝具を使うとか暑くて寝れない日は
エアコンを利用するなどして
質のいい睡眠をとれるように工夫をしていきたいですね。
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