夏至が一番暑い日にならない理由は?
夏至は一年で一番昼間が長い日です。
昼間に気温が上がって夜になって
日が落ちると気温が下がるので、
昼間が長いなら一年で一番暑い日と
なりそうですが、実際にはそんなに
暑くないですよね。
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梅雨の時期だから雲が多く、
気温が上がりにくいという
こともありますが、それだけではなさそうです。
冬至も一番寒い日にはならない
冬至についても一番昼間が
短い日ですが一年で一番寒い日ではありませんね。
どうしてずれが生じるのか、
気になったので調べてみました。
気温が上昇する理由
気温が上がる仕組みとして、
太陽が地面に照りつけて
その熱によって空気が温められて気温が上昇します。
対流圏はけっこう厚い
温められた空気は上に上がっていき、
対流しています。
空気が対流している層は
10~20Km位もの厚さで存在しています。
昼間がが長くても暑くならない理由
そのため昼間が長くなって
地面から空気が熱をもらっても
暖かい空気は上へ行くので
暑いと感じるのはまだ先になってくる訳です。
気温が高くなってとにかく
暑いと感じるのが7月後半とか
8月になる理由はここにあるのです。
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冬至が一番寒い日ではない理由
同じように、冬至の頃が
一番寒い日とならないのは、
太陽からもらった熱を空気がまだ持るためです。
昼間が短くなるにつれてだんだんと
空気の熱が冷めていく事になるので、
冬至の日である12月22日頃が
一番寒い日ではなく、
一月頃に一番寒い日を記録する訳です。
気温以外にずれている物
夏至や冬至でずれていると
感じるのは気温だけではありませんでした。
夏至は昼が一番長い日なので、
日の出が早く日の入りが
一番遅いよう思いますが、
実際にはそうではありません。
日の出が一番早い日・遅い日
夏至の一週間前位の日の出が一番早く、
冬至の半月後くらいが日の出が一番遅い日となります。
管理人は今まで日の出、日の入りの時間で
夏至や冬至が決まっているのだと思っていたので、
意外でした。
夏至・冬至の決め方
夏至は太陽が最も高く通過する日、
冬至は太陽が最も低く通過する日、
と言うことなので、日の出、日の入りの時間で
決めているのではないのです。
まとめ
夏至や冬至の日が一番暑い時期、寒い時期とならない理由
太陽が地面を照らして空気を温めるため、
気温の上昇と言った目に見える形になるまで
時間がかかるので、タイムラグが生じる。
一番暑い時期は8月、一番寒い時期は1月ごろ。
夏至や冬至の日の出、日の入りの時間
夏至や冬至は太陽が高い位置にいる日、
低い位置にいる日、と言うことなので、
日の出や日の入りの時間とは無関係。
夏至の場合は一週間程度前に
日の出が一番早い日。
冬至の場合には半月ほど後に
日の出が一番遅い日となる。
学生の時に理科の授業で習っていたかも
しれませんが、大人になって改めて勉強してみると、
面白いですね。
いくつになっても知識が増えて
一つ賢くなるのは楽しい物です。
イメージや思い込みで
間違って記憶している物が
まだまだありそうです。
見つけたらまた記事にしていきたいと
思います。
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