梅酒に氷砂糖を使う理由は浸透圧 グラニュー糖を使う場合の注意点

砂糖梅酒
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砂糖

氷砂糖でないとNG?

梅酒を作る時には、氷砂糖を使った
レシピが多いですが家に常備されている物ではないし、
他の物ではダメなんだろうか?と思う事がありますよね。

管理人も氷砂糖を使わずに家にある
砂糖を使って梅酒づくりができないだろうか?と
考えたことがあります。
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あんまり計画性のある方ではないので、
青梅が店頭に並んでいるのを見て
梅酒を作ってみようと思い立ち、青梅、お酒を
まず買うことにしました。

氷砂糖も必要ですが、上記二つにプラスして
買ったら重たいなぁと思って家にある物で代用できないかな?
と考えた訳です。

そして、いろいろと調べてみた結果、
やっぱり昔ながらの方法である氷砂糖を
使った方が美味しくできそうだということがわかりました。

氷砂糖を使わないと失敗する
という訳ではないけれどやっぱり氷砂糖を
使った方がいいようです。

ただ、薬用酒として梅酒をつける場合には
氷砂糖抜きで漬ける場合もあるみたいです。

薬用酒の時は砂糖抜きで

薬用酒として使う場合には梅酒で湿布をしたり、
化粧水に使ったりするようなので、
梅酒の糖分があるとべたべたとして
しまうため逆に使い勝手が悪くなるからだそうです。

氷砂糖を使う訳は浸透圧

梅酒を作る時に氷砂糖を使う
一番大きな理由はふつうの砂糖より
ゆっくりと溶ける性質を利用している、
と言うことでした。

確かにふつうの砂糖は粒子が
細かい分あっという間に溶けてしまいますが、
氷砂糖は時間をかけてゆっくり溶けてきます。

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梅の香りを抽出するのはアルコール

梅酒を作るときには梅、酒、砂糖の
三種類の材料を入れて作りますが、
まずはお酒のアルコールが梅の香りなど、
アルコールで抽出しやすい成分を引き出してくれます。

そのあとで梅の別のうまみを引き出すのが
お砂糖も役目なのです。

浸透圧をゆっくり上げる事でうまみを引き出す

氷砂糖を入れるとゆっくりと
溶けて行きますからお砂糖の濃度が
徐々に高くなっていき、徐々に梅の実に
浸透圧がかかる形になるのが理想的なのです。

普通のお砂糖を入れるとすぐに溶けてしまうので、
徐々に濃度が高くなるという部分が実現できないのが問題ですね。

そのため普通のお砂糖だと梅のエキスを
引き出しきれないことがおすすめできない理由ですね。

グラニュー糖などを使う場合

もし氷砂糖を使わずにふつうのお砂糖で
梅酒を漬ける場合には、お砂糖を何回かに
分けて投入してみてください。

お砂糖の濃度が高くなるという状態を作れるため、
その方法を取ってもよさそうです。
(何日か後に入れる事になりますので、
計量した分をあらかじめ別の入れ物に
分けるなどしておくと毎回計量しなくて済むので、楽ですね。)

氷砂糖と砂糖は溶けてしまえば同じ砂糖水になりますが、
その過程の違いで梅酒のおいしさに差が
出てくるということが意外でした。

やっぱり昔ながらのレシピには
きちんと意味があるのだなと改めて思いました。

レシピの意味をきちんと理解したうえで
自分流レシピを作ってみるのも面白いかもしれませんね。

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梅酒の特集記事を作りました。
基本の飲み方からカクテルを作る方法。

漬ける時の様々なレシピや
漬け終わった後の梅の実の再利用法などなど

是非参考にしてみてくださいね。

”http://www.funnews.pink/archives/1696.html”
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