睡眠時間が短い日本人
日本人は外国の人に比べて睡眠時間が短いと言われています。
毎日仕事や家事に追われてやることがたくさんあると、睡眠時間を削ってこなすしかなくなるのが現状ですよね。
睡眠時間が短くても、しっかりと深く眠れていてすっきり起きられるのであれば問題ありません。
しかし、大半の人は目覚まし時計の大きな音で飛び起きて朝を迎えるのではないでしょうか。
そういう私も朝起きるのが大の苦手なので、朝起きるだけで毎日格闘しています。
睡眠不足の脳や精神(心)への影響についてご紹介します。
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睡眠不足の心への影響
睡眠不足になると、精神的に不安定になります。
寝不足が続いたり、眠りが浅くて睡眠の質に問題があると、鬱っぽくなってしまう事があります。
私も実際何度か体験がありますが、普段ならなんてことない様な細かい事が気になったり、落ち込んだりしてしまいました。
睡眠不足を解消して気持ちが楽に
そのときはちょっと睡眠時間が足りないものの、自分では特に睡眠不足である自覚はなかったのですが、休日にいつもより朝寝坊をしたら気分がめいっているのが軽くなって、楽になりました。
何でだろう?と思っていたら、布団が暑くて(もしくは寒くて)熟睡できていなかったことに気がついてそれを改善しただけで気分の落ち込みを軽減できたので、睡眠って大事だなと実感しました。
睡眠不足の脳への影響
睡眠不足が続くと、当然ですが脳にも影響が出てきます。
本来なら寝ている間に取り除かれるべき脳の老廃物の回収ができずに蓄積していってしまうんです。
この物質はβアミロイドと呼ばれていて、脳にシミを作ってアルツハイマーの原因となるんだそうです。
脳の老廃物の回収法
脳にはリンパがないため、老廃物の回収は脳脊髄液が担当しています。
脳脊髄液が老廃物の回収をするのが寝ている間に限定されるので、睡眠不足だとβアミロイドがどんどん蓄積していってしまうのです。
寝不足だと頭がぼーっとしてしまいますが、老廃物の回収が追いついていない事も影響しているのかもしれませんね。
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睡眠不足と鬱
睡眠は簡単に時間を削れてしまいますが、人間にとって大事な物です。
食べ物を数日食べなくても死ぬ事はありませんが、数日眠らないと精神に異常を来します。
全く眠らない状態で、二日目くらいから精神的に異常が見られるようになってきます。
怒りっぽくなったり、集中力がなくなったりしてきます。さらに寝ないでいると幻聴などが出てくるそうです。
たった二日でこんな風になってしまうなんてびっくりですよね。
睡眠不足で気分が落ち込む
睡眠が不足すると、人と関わるのが面倒になったり、気持ちがふさぎ込んだりします。
鬱の患者さんの多くは睡眠に問題を抱えているといわれています。
そして、最初は睡眠を削ってやることをやって満足しているかもしれませんが、そのうちに眠りたくても眠れない状態になってしまい、悪循環にはまってしまいます。
そのような症状が出てしまう前に自分で手を打って改善していくことをおすすめします。
早寝早起きをしてみる
具体的には、夜10時に寝る日を数日連続で作るという物。
成長ホルモンが分泌される10時に寝ることで睡眠中の体や脳の修復がスムーズになるので、睡眠の質が高まります。
睡眠不足が続いていて不調を感じたりしたときは、できるだけ早く休める様に調整をしてみてくださいね。
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